弁理士試験 × 睡眠不足対策

私は非常に神経質だと思う(悪い意味で)。

大学4年の時の大学院試験、同じ研究室に所属する超優秀な同級生Aと一緒に院試受験対策の勉強をしていた。院試の当日の朝、同級生Aが暗い顔で私に「昨晩、緊張して一睡もできなかった」と私につぶやいた。結果は私は希望の研究室に合格したが、同級生Aは合格したものの希望の研究室に配属されなかった。

学科を首席で卒業した同級生Aは本当に優秀だったのでとても驚いたと同時に、睡眠不足の怖さを知った。それ以来大事なイベントの前夜、同級生Aのことを思い出し、今度は私が寝れなくなってしまった。

弁理士試験もその一つ。2002年の初受験の短答試験(当時は多肢試験と呼んでいた)の前夜は、数十分しか寝ていなかったと思う。結果は不合格。この不合格が準備不足が原因か、睡眠不足が原因かはわからないが、正直焦った。一年に一回しかないチャンス、毎年睡眠不足で試験に臨んでもいい結果が出るわけがない。致命的に弱いメンタリティー(精神病)である。

その年の夏休み、わらをもすがる思いで、「睡眠をとった場合」と「睡眠をとらなかった場合」のパフォーマンスの違いを見るため、自分自身で人体実験をした。用意したのは弁理士試験予備校が用意した短答の模擬試験。「睡眠をとった場合」と「睡眠をとらなかった場合」でどれだけ点数が異なるかを測定。結果はほとんど変わらなかった。実際には、この結果を「恣意的に」獲得したという方が正しいかもしれない。自分自身に「睡眠をとらなくてもパフォーマンスは落ちない」と思い込ませるために寝ずに短答の模擬試験を何度も解いた。

一つ確認できたことは、徹夜をしても翌日の睡魔にあまり変化はない、ということだ。睡眠をとってもとらなくても昼過ぎに睡魔は襲ってくる。これが確認できたことで、その後は少しは気が楽になった。実際、合格した2003年の論文試験の前日の睡眠時間は緊張のため2時間程度であったが、論文試験中に眠気のため睡魔に襲われることはなかった。やはり人間思い込みということは大切だと思う。

だから試験日直前の睡眠不足で悩む貴兄姉の方々がいらっしゃるのであれば、事前に自分の身体の体質を確認され「睡眠をとってもパフォーマンスが落ちない」ということを確かめられることをお勧めする。

cof

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする