TOEIC × ワークアウト

筋トレする人が、低い負荷を繰り返すだろうか? 5kgのベンチプレスを何十回繰り返してもパンプアップはしないし、超回復は期待できない。スポーツジムに通う人間は、50kgのバーベルを効率的に上げるよりも、50kgのバーベルで如何に筋肉を負荷をかけるかに関心が集中する。

一方で、TOEIC対策。筋肉と脳みそという違いはあるがベースは同じである。TOEIC対策の勉強が終わったとき「今日は○○問解いた」とか「今日は効率的に参考書を進めることができた」ということを基準にしてはいけない。「暗記できていない単語が○○個特定できた」とか「理解できなかった○○構文が整理できた」といったことを評価すべきである。

言い換えれば、「今日は参考書が○○ページしか進まなかった」ということは嘆くべきことではなく望ましいことである。脳みそにしっかりと負荷がかかっているからである。一方で、「今日は調子がいい。良いペースで参考書を進めることができた」ということは嘆くべきことである。負荷をかけない学習は時間の無駄である。

「図書館の学習室、静かな環境で勉強がはかどった」を良し、としてはいけない。居心地の悪さが全然足りていない。「涼しいスポーツジムに行って食べたハンバーガーが美味しかった」と言っているのと同義である。

「図書館で分けの分からない問題ばかりに遭遇して、逃げ出したい気持ちをグッと抑えてトイレにも行かず席にしがみついた」とか「隣でペチャクチャしゃべる学生の横で集中力を高める鍛錬をした」と言えるようになりたい。

覚えていない単語ばかりを覚える作業、理解できない文法を解析する作業、聞こえない英語を繰り返し聞いて理解する作業、どれもつらい作業である。でもこれをしないとワークアウトにならない。

勉強が終わった後に負荷は適切だったかどうかを確認すると良い。楽すぎる勉強は作業であり時間の無駄である。

今日のキーワード:ワークアウト→workout

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